Litani River超越は継続(Israeli advance ≠停止)。Trump発表は「攻撃停止」に限定。報復攻撃は散発継続中→IRGC「6/2 JST報復」実施確認。確認日:📅 2026/06/02 09:15
「ship heading home」発言は blockade lift の政治的シグナル(署名時の lift予定確認)。Trump:「50/50」から「odds gone up」に見方変更(5/31-6/1)。署名見通し:本日中〜24時間以内。確認日:📅 2026/06/02 09:15
米下院GOP、対イラン戦争権限決議を土壇場で延期。 民主党が共和党議員4名を取り込み可決確実の情勢となったため、共和党指導部が採決を6月3日以降に延期。前回(5月14日)は212-212で辛くも否決。上院でも共和党議員4名が賛成票を投じており、トランプ政権の対イラン戦争遂行権限をめぐる議会との対立が深刻化している。
📰 出典:NPR(2026年5月22日)
イラン系メディア・タスニム通信(5/18 JST)は、イランが第2回イスラマバード交渉への参加に 合意していないと報じた。イランは米国の海上封鎖の継続と「過度な要求」を主な理由として挙げている。 米パキスタン仲介チームは5/19か5/20の開催を目指しているとされるが、イラン側から正式な確認は出ていない。
アラグチ外相は5/17にモスクワを訪問しプーチン大統領と会談。 「交渉膠着の根本原因は核濃縮ウランの取り扱い問題にある」と指摘し、 米国が求めるウラン濃縮モラトリアムへの受諾は困難との姿勢を示した。 プーチンはこれに先立ちUAE首長・ビン・ザーイドと電話会談しており、 ロシアが仲介役として関与を深める可能性が浮上している。
出典:タスニム通信(5/18 JST)・Reuters・Wikipedia 2025–2026 Iran–US negotiations(5/18確認)
トランプ大統領は5/16、「イランに合意しなければ非常に悪い時期(very bad time)が来る」と再警告し、 5/22を事実上の対話リミットと示唆した。米国はイランへの「1ページ14項目覚書(MOU)」を提示しており、 イランのウラン濃縮モラトリアム・制裁解除・ホルムズ開放の相互確認が柱となっている。 ただし米国は依然として凍結資産の返還を拒否しており、 イラン側は「過度な要求」として強く反発している。
イランの強硬派メディア・カイハン紙(5/17)は「全面報復を求める」との論評を掲載し、 ハメネイ後継・ホサイン・シャリアトマダリー師が停戦を公然批判するなど、 イラン国内の対話派と強硬派の亀裂が深まっている。
出典:Reuters・CNBC・Wikipedia 2025–2026 Iran–US negotiations(5/18確認)
【中央航路(イラン・オマーン合意ベース)】イラン外相とGCC加盟6カ国外相のホルムズ通航協議は、9月14日ごろの開催予定が実施前に延期されたまま、9月18日朝時点でも新たな開催日は発表されていない。【南側航路(オマーン沿岸・国連承認TSS)】サウジアラビアの東西原油パイプラインは9月10日の攻撃で操業停止中——Bloomberg・Reutersは9月16日「迂回路設置により数日内に輸送能力の半分を再開目指す、全面復旧は約6週間」と報道。従来の「数日内に再開」(米エネルギー長官)・「3〜5週間」(中東当局者)いずれの見通しとも異なる新たな数字で、実態は未検証のまま。【代替輸送路(バブエルマンデブ海峡)】フーシ派が9月11日までにイエメン紅海沿岸を完全制圧しペリム島にも進出——「第二のホルムズ化」の懸念が浮上しており、代替輸送路としての機能低下リスクに注視が必要。【船舶インシデント】米中央軍(CENTCOM)が9月15日に示した、9月13日ごろ再被弾したパナマ籍タンカー「エル・ガイア」の機雷主張否定(ミサイル・ドローン攻撃、オマーン海域で曳航中・乗組員13人救助1人不明)から続報なし。【通航データ】IMF PortWatch速報値によれば9月16日は12隻、9月17日は5隻(直近10日平均14隻)と日によるばらつきが大きく、戦前水準(130隻超/日)を大きく下回る状態が続く。【市場】WTI原油は9月17日時点で1バレル101ドル台に下落(前日比約1.3%安)。🇯🇵 日本関係船舶:残り4隻で変化なし(9/18 06:59 JST再確認・外務省/国交省へ日英クエリで新規発表なしを確認)。
| ルート | 輸送能力 |
🇯🇵 日本向け 万BPD・隻/週(推定) |
現況詳細 | 主なリスク | 状態 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ⛔ |
旧ルート ホルムズ海峡本線 |
日量 約2,000万bbl 世界消費の約20% |
停止中 — 隻/週 |
🔴 9月に入っても商業航行は事実上停止したまま。
直近10日間の平均通航量は日量約10隻(5月以来の最低水準)、9/7時点で通過待ちタンカー42隻(うち原油18隻)。
封鎖は9/10時点で通算195日目に達した。米軍による対イラン海上封鎖・拿捕作戦も継続中。 出典:Al Jazeera Live Updates・The Libertarian Institute(自社集計・9/10) ――4月時点の経緯: 4/18 イラン外相「完全再開」宣言。米軍封鎖は「取引100%完了まで」継続(Trump明言)。 原油▼10%・Dow +1,020pt急反応。タンカー足止め41隻は解放待ち(4/28夜 出光丸通過・1隻減)。 出典:Reuters・AP通信・9 News Australia(4/18) |
米軍‑IRGC偶発衝突リスク。米海軍による拿捕・機雷除去作戦継続中。イラン「誤れば"死の渦"」と警告。 | 🔴 封鎖中 |
| 🔴 |
ルートB ヤンブー港経由 (サウジ東西PL) |
日量 700万bpd(輸送能力) 🔴 9/10 再攻撃・稼働停止 ⚠️ 迂回路で数日内に能力半分、全面復旧は約6週間の見方(9/16時点) |
— 万BPD — 隻/週 |
🔴 9/10(木)東西PL、リヤド州・マディーナ州でイラク発ドローンによる複数攻撃を受け操業停止。
主要ポンプ施設2カ所が損傷、負傷者も発生。
⚠️ Bloomberg・Reutersは9/16、迂回路設置により数日内に能力の半分を再開目指す、全面復旧は約6週間との見通しを報道。
従来の「3〜5週間」(中東当局者・AP通信・共同通信、9/14時点)、米エネルギー長官の「数日内に再開見込み」発言(9/15)とも食い違う新たな数字で、実態は未検証。ヤンブー港は9/15から石油積み出し停止のまま。 出典:Bloomberg・Reuters・AP通信・共同通信・Al Jazeera(9/11〜9/17) ――4月時点の経緯: 東西PL→ヤンブー→バベルマンデブ→日本。 4/12 パイプライン全面復旧(700万BPD)(サウジエネルギー省公式・Reuters確認)。 ヤンブー輸出量は戦前比330%増(日量247万BPD)まで拡大していた。 Manifa油田(▲30万BPD)は復旧済みだったが、Khurais油田(▲30万BPD)は5/8時点でも復旧作業継続中・未完了のままだった。 二重チョークポイント問題(ヤンブー発アジア向けはバベルマンデブ海峡通過必須、日量200〜250万BPD分はSUMEDパイプラインで迂回可能)は継続課題。 出典:Reuters・Bloomberg・Windward・OilPrice・サウジエネルギー省(4/12〜5/8) |
復旧遅延・再攻撃による供給逼迫リスク。フーシ派による紅海・バベルマンデブ攻撃リスク。ルートA機能不全時の負荷集中リスク。 | 🔴 稼働停止中(迂回路で数日内に半分・全面は約6週間) |
| 🟡 |
ルートA フジャイラ港経由 |
日量 約150〜180万bbl |
— 万BPD — 隻/週 |
ADCOPパイプライン→フジャイラ→ムンバイ沖積み替え→日本。 🟢 6月時点でUAE原油輸出は戦前平均を上回る記録的水準まで回復。 ハブシャン-フジャイラ・パイプライン経由の輸出が戦前比+74%で推移し、UAE全体の原油・コンデンセート輸出は6月平均で日量約370万バレル(一時390万バレル超)に達し2017年以来の高水準。 フジャイラ近郊のマンドゥース貯蔵基地(約4,200万バレル)も回復を下支え。 ⚠️ 7〜9月の新たな攻撃・操業障害は本調査時点(9/15)で確認できていないが、 7月上旬にはNCAGS推奨航路を外れたタンカー2隻(カタールLNG船・サウジ籍ULCC)が被弾したとの報道もあり、周辺海域の警戒は続く。 出典:Bloomberg・The National・Energy Connects(6月分・7/1〜7/2報道)・HSToday(7月上旬) ――5月時点の経緯: 5/4 VTTIターミナル直撃。イランのドローンがUAE防空網を突破しVitol・IFM・ADNOC共同所有施設を直撃、ADNOCスーパータンカー「バラカ」も複合攻撃を受けた。 UAE産原油輸出量は一時58%減(日量135万BPD)に急落、100隻超が錨泊滞留。革命防衛隊海軍がフジャイラを「イラン管理域」に宣言。 出典:Bloomberg・Reuters・Windward・Kanoo Shipping・衛星画像分析(5/4〜5/8) |
再攻撃リスクは残存。イランによるADCOP終端部への攻撃実績あり。周辺海域でのタンカー個別攻撃は継続的に発生。 | 🟡 記録的水準まで回復(直近の新規動向は未確認) |
| 🟣 |
ルートC 🇺🇸 米国直輸入 (アラスカ・メキシコ湾岸) |
増量中 太平洋直行 約15日 |
— 万BPD — 隻/週 |
アラスカ(ANS)・メキシコ湾岸からの太平洋直輸。
4/25 第1便到着に続き、6月上旬には出光興産が調達したアラスカ産原油タンカー(約73万バレル)が富士石油袖ケ浦製油所に到着するなど複数便が継続。
1〜5月の対日米国産原油出荷は累計約1,890万バレルで前年同期比約3倍に拡大。日米首脳間では対日輸入の過半を米国産で賄う方針も表明されているが、達成状況は本調査時点(9/15)で確認できず。
港湾インフラ・品質適合が課題。 🆕 メキシコ産原油(2026年7月・初便予定):日量換算は小規模だが太平洋ルート約30〜35日で到着。3大チョークポイントを完全回避。到着の有無は本調査時点で未確認。 出典:Reuters・Bloomberg・日本経済新聞(6月)・日米首脳会談資料(3月)・UPI(3/19)・DiscoveryAlert(4/26) |
港湾含水制限・ANS品質適合コスト・価格プレミアム懸念。 | 📅 増加継続中 |
| 🟤 |
ルートC 🌍 南半球経由 (ブラジル・西アフリカ) |
交渉段階 +40〜45日所要 |
— 万BPD — 隻/週 |
ブラジル(Tupi・Buzios)・ナイジェリア・アンゴラ産。
喜望峰→インド洋→日本ルート。
9/15時点でも財務省貿易統計への計上は確認されておらず、調達実績なしの状態が継続しています(再確認済み)。
経済産業省が調達先として検討を挙げ、ブラジル外相は5/18に日本への輸出拡大の用意を表明したが、それ以降の具体的な進展は確認できていません。 出典:財務省 普通貿易統計(2026年1〜7月)・日本経済新聞(5/18)・経済産業省資料(3/24)/9/15再確認 |
輸送期間大幅増・中国との調達競合・精製品質適合コスト。 | 📅 実績なし・交渉段階 |
| 🟠 |
ルートD イラン通航料払い通過 |
実質停止 拿捕リスク大 |
停止中 — 隻/週 |
6/17、トランプ大統領とイランのペゼシュキアン大統領が「イスラマバード覚書」(14項目の枠組み合意)に署名——ホルムズ海峡の商業通航を60日間無料開放する内容を含んでいた。
🔴 しかし合意から数週間で破綻。7月上旬にトランプ氏は「覚書は終わった」と表明して対イラン攻撃を再開し、イランも海峡の「閉鎖」を再宣言、通航料(トール)制度の扱いは再び不透明な状態に戻った。
本調査時点(9/15)でも公式な通航料スキームの運用は確認されておらず、友好国船舶であっても安全な通航は保証されない。 出典:NPR(覚書全文)・PBS News・Political.org(7/8報道) ――4月時点の経緯: CENTCOM封鎖発動により実質機能停止。トランプがイランへの通航料支払い済み船舶も拿捕対象と明言。インド・パキスタン等との独立通航協定も事実上無効化リスク。 出典:National Review・JNS.org(4/12) |
米海軍による拿捕リスク大。覚書破綻により通航料払いの法的根拠・安全性は不透明。現時点での利用は極めて危険。 | 🔴 事実上停止(覚書破綻・再閉鎖) |
| 📊 「現況詳細」「主なリスク」「状態」の各列:2026年5月22日 07:43 JST 更新(ルートC🌍 のみ 2026年9月4日に訂正)/「日本向け(万BPD・隻/週)」列は別の基準日です(下の注記を参照) ── IRGC・PGSA管制下で選択的通航継続。5/20に24時間で26隻が管制通過(IRGC発表)。WTI $96.82(5/21終値)戦前比+58%。UAE・サウジ迂回積出・サハリン2・米国産による日本代替調達継続。代替ルート合計(A+B+C)の日本向け充足率:約65〜70%(IEA試算ベース)。 | ||||||
イラン外相とGCC加盟6カ国外相による、開戦後初の一堂会となるはずだったホルムズ通航協議は、開催前に延期された。オマーン外相は「合意形成のため」と説明したが、新たな開催日は不明。バーレーンの不参加表明に続く延期であり、外交トラックの前進期待はさらに後退している。
通航量は戦前水準(130隻超/日)を依然として大きく下回る状態が続いている。外相会合が開催前に延期され、ゲシュム島沖の商船攻撃(未検証)の詳細も判明していないため、通航体制そのものが変わる材料に乏しく、決定的な変化のないまま消耗が積み重なる膠着状態が当面続く可能性がある。
予定されていたイラン・GCC会合が開催前に延期されたこと自体が、外交トラックの停滞・実効性への懸念を一段と強めている。フーシ派によるバブエルマンデブ海峡要衝の掌握や、ゲシュム島沖での商船攻撃(未検証)も、代替輸送路まで含めた封鎖圧力の常態化リスクを高める材料となっている。
ゲシュム島沖での商船攻撃・タンカー再被弾は未検証情報を含み、断定的な軍事衝突の証拠とは言えない。フーシ派によるバブエルマンデブ要衝の掌握も代替輸送路への脅威にとどまり、ホルムズ海峡そのものでの新たな大規模軍事衝突は今回確認されていない。IAEA理事会のイラン安保理付託・ガリバフ議長の「比例対応の時代は終わった」との従来宣言と組み合わさった場合の偶発的エスカレーションリスクは引き続き注視が必要。
イランは自国が敷設した機雷の位置を正確に把握できておらず、これが安全航行再開の最大の障害となっている。米中央軍は掃海作戦を開始したが完全除去には数ヶ月を要する見通し。日本は自衛隊派遣を否定しつつ、外交的な非難にとどめている。
📄 全文を読むホルムズ封鎖下で唯一の代替輸出ルートだったサウジ東西パイプラインが停戦合意直後に攻撃を受け、流量・生産能力・精製施設に影響が広がった。日本の原油輸入の約4割を占めるサウジ産の代替ルート自体が標的となり、備蓄放出とルートCへの切り替え検討が進んだ。
📄 全文を読む中東ルートが同時多発的に遮断されるリスクの高まりを受け、地政学リスクゼロのアラスカ産原油と喜望峰迂回ルートへの期待が高まった。ただし港湾インフラ不足・原油の質・供給量の限界・価格プレミアムなど課題は多く、いずれも短期の「答え」ではなく中長期の出口戦略という位置づけ。
📄 全文を読む政府は非中東ルートで輸入の半分以上を確保する目標を掲げ、ナイジェリア・アンゴラ・ブラジルへの緊急接触を開始した。いずれも喜望峰経由で到着まで35〜45日を要し、中国との調達競合や精製上の課題もあるが、中東以外で安定供給を見込める数少ない選択肢として調整が進んだ。
📄 全文を読む日本の石油備蓄は危機発生前の248日分から、直近(8月17日時点速報)で204日分まで減少した。ただし取り崩しの大半は3〜5月に集中しており、6月以降はほぼ横ばい。国家備蓄の放出は7月中旬で事実上停止し、103日分前後で高止まりしている。折れ線グラフと月次表で推移をひと目で確認できる。
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